音楽って聞いたり歌ったり楽器を触ったりしたら楽しいですが、音楽の理論となると急に頭が痛くなりますよね。
そこで簡単な知っていた方が楽器、おもにギター上達に役立つ理論です。
音楽の仕組みを知っていて損はないし、楽器の上達にもつながっているので音楽理論は避けては通れない道です。
学校で習った音階
小学生で習った音階ドレミファソラシドですが、これって日本人しか知らない言語ですよね?
英語だと C D E F G A B C ってなります。
バンド何か組んでると出てくるのは英語の方ですよね?
ギターのコードの載っている楽譜もCだとかDmとかですよね?
ドレミファは習った音階ですが、あまり使われません。
専門的になると分かりませんが、私が長年バンドを組んできましたがドレミファって使ったことありませんし全て C D E F と英語でした。
音楽雑誌についてくる歌詞にコードが書いてあるのもAmとかCですよね?
簡単音楽理論コード(和音)の仕組み
基本となるのがドレミファですが五線譜に並べてみましょう。
先ほどから出てくるドレミファですが、こに単音の上に音を重ねた3和以上がコードと言います。2和音はコードと言いません。
それでは上に音を重ねていきましょう。
これがダイアトニックコードと呼ばれるものだが、ギター小僧には良く目にするコードネームだと思う。
ダイアトニックコードにはCの次にDという事はなくて必ずDmである。
これはキーがハ長調(C)だがこのメジャーキーに使われるキーでDはありえない。
これはCコードを音符にしたものだが、このようにドミソとドの上に綺麗に重なっているのがダイアトニックコードと言われている。
これはメジャーキーだがマイナーキーは3度の音だけが♭する。
複雑なコード以外はみんなこのようになっている。
もう1つ上に重なると4和音になり7thや△7thになったりする。
まだ5和音とかありますが難しくなりあまり出てこないので取り上げない。
コードの簡単な仕組みについて見ていただいたが、一般的な曲ではダイアトニックコードだけで構成されている事が多い。
これがわかっているのといないのとではコピーの難しさが全然違う。
トニック、ドミナント、サブドミナント
今回このトニックやドミナントがわかっていると色々役に立つ。
良く学校で授業が始まる時に先生に礼をするが、その時のジャーンジャーンジャーンって音がトニック→ドミナント→トニックというな流れだ。
上のハ長調の例で言うとトニックがCでドミナントがGになる。
トニックとは安定した音でトニックに対してのドミナントってとても不安定でトニックに戻りたくてしょうがない音である。
学校で授業が始まる時の音ジャーンジャーンで終わると不自然でがっくり来ますが最後にトニックで終わると気持ちが安定します。
だから音楽もトニックで終わるものがほとんどだ、私はそれしか聞いたことがない。
Cのトニックがこの曲のキーになりますがブルース進行と言われるコード進行がC→C→G→F→Cちょっと数が違いますが3つのコードしか出てこないので3コードともいいますが、3つしかコードが出てこないコード進行でもちゃんとトニック、サブドミナント、ドミナントと出てきます。
4つの循環コードと言われるものがC→Am→F→G→CとかC→Am→Dm→G→Cという具合にちゃんとトニックやドミナントが出てきます。
このダイアトニックコードに番号が付けられて説明される場合があります。
C→Ⅰ Dm→Ⅱ Em→Ⅲ F→Ⅳ G→Ⅴ Am→Ⅵ Bdim→Ⅶ
と言い表せます。
Ⅰ→Ⅵ→Ⅱ→Ⅴという具合に数字で表す場合があります。
有名なスタンドバイミ―って曲がありますがこれはⅠ→Ⅵ→Ⅳ→Ⅴってコード進行です。
トニック、サブドミナント。ドミナントを必ず使われます。
このトニックとドミナントを覚えていると簡単に音楽が理解できます。
音楽にはドラマチックになるようにトニックから始まりサブドミナントやドミナントを通りトニックに戻っていきます。
トニックは元になるキーの事でキーがAだったらトニックはAでサブドミナントがDになり、ドミナントがEになります。
こうしてドラマチックな曲にかかわらずトニックからサブドミナントそしてドミナントと使われていてこのシステムを知っていると曲も簡単に覚えられて、ギターのアドリブも曲の流れを考えながら簡単に出来ます。
まずは肝心かなめのコード進行について勉強しました。